a place in the sun / ULTIMATE MUZIK

音楽あれこれ。


私周辺で去年頃から大変話題になってるバンドNETWORKS
個人的に注目しているSchroeder-Headz
年に一度くらいのペースで、毎度、息をのむアクトで魅せさせるthe sun call stars
この三組が出るイベント、行かずにすむわけがないのである。
日曜日の夕方、渋谷の7th floorへ。


まずはthe sun call stars
昨年、同じく7th floorで見たライブは何となく不完全燃焼で、
今日のライブを楽しみにしていた。
ステージをみやると、グランドピアノが鎮座しており、
そういえば、横山さん(L.E.D/曽我部恵一ランデブーバンド)の姿をお見かけしたので、
今日もサポートで演奏なさるのかしらと。
前々回もこの編成でのライブで大変、酔わされた事を思い出し、胸が高鳴る。
the sun call starsを初めて見たのは、5年くらい前の下北沢QUEの深夜イベントで。
その頃からスタイル変わらず、40分を即興で
オータさんと伊藤さんが、太鼓を叩きまくるという。
そこに実験的に絡み合ってくる、様々な楽器達といった様子で。
衝撃を受けたんだよなー。
その夜の演奏もまた実験的な面白い音の粒たちだった。
オータさんがぐるぐる、ガムテープをシンバルに巻き始めたのには驚いた。
ミュート効果で?音色が変わるの?んふふふ、なんだか面白い。
そんなオータさんをいともせずに、クールに叩き続ける伊藤さんも素敵だ(笑)
グランドピアノの音色は優しく、この夜の彼らの音色は
大変ドラマチックだったなぁと思う。


さて続いては、NETWORKS
ライブを聞いて一瞬にして虜になった。
キラッキラの音の粒。
それにしてもなんにしても、演奏が皆うますぎる。巧ますぎる。
鍵盤とドラムとギターのシンプルな構成なのに。
三人の音の密度が高くて、音色に幅を感じさせるし、
そろった粒々が美しくて綺麗で、
音楽を聴いて久しぶりに胸がキューっとなる思いをした。
ライブが終わってすぐ物販でCDを買った。
綺麗なジャケット。
このCDとともに、今宵が素敵な宝物になった。


さて最後はSchroeder-Headz
あいにくと、グランドピアノの音圧だと、
うまくバランスがとれてない感じで、
何となく消化不良。
年内に、カバーアルバムが出るみたい。


はてさて、次の日曜日は、
7th floorで一緒にライブを見た友人の企画のイベント@nest
みんな大好き「みなとまち」を見逃してしまった事が大変残念。
友人にどんな感じかを聞いてみたら、
キラキラなインディーポップといわれ、ますます残念だな。みたかったー。
myspaceの音源聞いてみて、
 女性ボーカルがQuinka , with a yawnの青木美智子さんそっくりで驚いた。
 好きな歌声!)


予備知識無しで見た
water faiと、Bertoiaがスゴくよかった。
water faiはみんな女の子のバンドなのに、この音の厚み。
すごぉくうまい!と言う訳ではないけれど、
何か聞かせ方がわかっているような、そんな演奏で、
轟音に身を委ねゆらゆらー。
ギターの女の子がハスキーボイスの関西弁なのが
ふわっとしててまたギャップがあって面白かったな(笑)
Bertoiaは、なんと、たまたまとなりでライブをみていた友人が、
「ドラムが元バンドメンバーだよ」と教えてくれてびっくり!
音楽の世界って広いようで狭いのね(!!!)
女の子ボーカルがかわいくて、さわやかな音色。
気持ちよかったー。
実は4 bonjour's partiesをメインに見に行ったけれど、
一番の収穫はwater faiかなぁ。


それにしても、毎度毎度すばらしいブッキングです。
次回も楽しみにしてます。a place in the sunさん!