Japonism @ Tokyo Dome 2015.12.24

序盤はアルバムの曲順にわりと忠実に
進行したこともあってか、
アルバムの世界観にすぐ到達した!
さすが、ライブのためのアルバムリリースとだけ
声高に言ってることがあるなぁと、
そうそうに唸らされました。


メインモニターがとても横広で、
大きくて見やすかったなぁという印象。
広いドームに対応してのことかな。
みんなの近くに行きたいっていう、
彼らの強い意志を感じました。


バクステがあんなにせり上がっているのを
初めて見た気がします。
これも前述のように、
あなたの近くに行くよっていう、
彼らの公約に沿って。


しかもあの櫓の構造美と言ったら笑!
骨組みが綺麗に格子柄を作っている様子は、
下から見上げるのにものすごい迫力だったし、
そんなところにすら美しさを与える、
彼らのステージングの意識の高さと言ったら。


その昔、ドームの外周の床に貼ってあるシートが
歪んでいるのが気になると、
細かい指示を飛ばしていたという、
じゆんくんのことを思い出した笑。
美意識の塊も、年を経て、少し丸くなった、
許せることが増えてきたと言ってたのは、
15周年のハワイでのことでしたでしょうか。


話題はJaponismにもどって。
わたし、ドラマの世界観とかともシンクしてか、
Sakuraという楽曲がとても好きです。
(ドラマ、結構ハマって見てた。)


思えば日本の四季を語るさい、
ことはじめに、まず桜をかたるのが、
日本人としてはあまりに当たり前で。
始まりの象徴として、
アルバムとツアーのセットリストの
冒頭を飾るのにこれ以上に
おあつらえ向きの楽曲って。。。
と、ものすごい納得いった1曲でした。


あぁ、でも、心の空や、miyabi nightから
きらびやかに始まるのかなぁとも思ってたので、
ある意味、期待を裏切られた感!


メンバー5人が、正座して、
客席に向かって挨拶をするシーン、
左右の紅白幕がザザザッと開いて行き、
太鼓隊、尺八、三味線の大演奏隊が姿を見せた瞬間、
彼らのステージを、
こんなに多くの日本の芸を
生業になさってる方々が支えてくれている事実に、
少し目頭が熱くなりました。


実はコンサートの中で、2回、
ほんとに泣いてました笑
あまりにも個人的なことなのですが、
自分の記憶にもなるので、
記しておきます。


今回のアルバムの中で最もアイドルらしい楽曲、
通常盤の収録曲のMake a wishは、
Eyesや、ステゴーなどを彷彿とさせる、
前向きでハッピーな歌詞に、
暴れん坊のリズム隊(褒めてますw)と、
豪華なストリングスがキラキラ感を増長させる、
最高級のアイドルソングに仕上がっており、
実は、ジャポニズムのテーマには程遠いなぁ、と
セットリスト落ちを覚悟していたのですが、
なんと、コンサートの中盤、みんなのそばに行くよ!
っていう、彼らが意志を持って、
フロートに乗って外周を回ってくる際の楽曲として
(いわゆるお手ふり曲)、
この曲が採用されたことの喜びと、
あまりに的確すぎる選曲…
私たちに幸せを運ぶ彼らの笑顔と、
この楽曲がもたらす幸福感の
相乗効果で、もう、頭がパンクしそうで、
気がついたら、指で目頭を押さえていました笑。
これが一つ目。


二つ目は、高校2.3年生の頃、
嵐ファンのジャニヲ仲間の彼女との思い出の曲、
サンライズ日本が流れた瞬間、
彼女と過ごして流れてきた時間と、
なんと今年、彼女が一年間交際した彼と
ご結婚をなさったことなど、
喜ばしいことがあったり、
また、この楽曲の歌詞には、
わたしと、その彼女の名前の漢字が一文字、
おさめられている奇跡が、
わたしを涙させました笑。


そんな風に、嵐さんのコンサートは、
異世界、エンターテイメントの最前!
と、格式だかさや、チケットの取れなさで、
すっかり今や敷居の高い存在となってしまっているかもですが、
わたしにとっては、個人の感情や、思い、気持ちを、
彼らの表現に寄り添わせ、キラキラさせるような。
日常があるから、この日が輝くといった、
相乗効果が起こせる特別な場所。


そして今回際立ってたなぁとかんじたのが、
ソロが5種5様で大変見応えがありました。


中でも、Endless SHOCKや、
JWなどで演目のひとつとなっている、
マスク(ジャパネスク)の正当なる継承者笑(←言い方w)、
大野さんのそれを、わたしは一度も目にしたことがなく、
どうしてあの頃、一度、KyoToKyoに足を運ばなかったかな…と
ごくたまに今でも思い当たるのですが、
それを2015年、こうやって目にすることができて、
大変胸熱でした…>_<…


大野さんのそれは、もう本当に艶やかで。
指先の一本一本まで、しゃんと、
表現の形になっていて、
あと毎回ジャパネスクって、
くどいよ!ながいわwwwって思ってたんですけど、
コンサートの中の一角ということもあってか、
はたまた、大野さんの、こざっぱりした性格が幸いしてか、
うまくコンパクトにまとめられてて、
おまけにそれにつづく、今回の大野さんのソロの、
素晴らしい歌唱力と言ったら…
うっとりとしながら聞き入りました。


次に印象的なのは、じゆんくんのソロ。
ドームの舞台を左右で使う演出が、とても好きです。
キンキちゃんや、NEWSのコンサートでも、
印象に残ってるシーンとして、
横広のステージをダイナミックに使った演出が、
心に強く残っています。
(キンキは2名であることの色の違いを
左右のステージで分けて表現したり、
NEWSのコンサートでは、
シゲアキくんのソロで、
今回のじゆんくんソロの様に、
ステージの上に小物などを置いて、
コンサートの空間というよりは、
まるで舞台のステージの様な
物語性を演出していたのが、記憶に新しいです。)
ソファーで寝入ってしまった主人公が、
謎の追っ手に追いかけられる演出。
アクロバティックにステージを駆け巡り、
壁を登ったり、ステージ台上から
前転して隣の台に乗り移ったり!!!
そういえば、これって、古く、ジャニーズイズムにある、
トニーのやつがしくじったりして、組織に追われるみたいな、
男のロマンをも盛り込んできていて、
今回ジャポニズムという主題の中の、
原点回帰という点で大きくその表現を
じゆんくんのパフォーマンスはなぞっていたんだなぁと、
あとあとしみじみ感じることができました。


そういった点で櫻井さんのソロも、
JWなどで見受けられる、
ドラミングの演出を取り入れた演出となっており、
その見事なスティックさばき、
二宮さんはタップダンス、相葉さんはフライングなど、
ジャニーズイズムを、自分の表現として飲み込んで、
個性を生かしたソロステージを展開していたのが、
感慨深かったです。


ジャニーズイズムといえば、
(じゆんくんは、ジャニーズエンターテイメント
って言ってたのですが、それだと会社名になっちゃって、
個人的に違和感があったので、あえてここでは言い換えてます笑)
日本良いとこ摩訶不思議で、バックのジャニーズジュニアが、
先輩の衣装を思い起こさせるそれらを身につけていたのが、
大変胸熱で、終演後、友人と大変盛り上がりました。


光GENJI、スマップ?お祭り忍者?
キンキか、たきつか?などなど笑


なんとなく、嵐って、そっちの方向から(どっち笑?)
最も遠い場所にいるグループだなって思ってたのと、
光GENJIさんや、SMAP先輩の様な、
社会現象を起こしたグループが
これまでにたどっていない、
新たな道をざっくざく切り開いてる感で、
今なお、体や心がビリビリしてます。


こうやって、嵐を追う様になって
早6年の月日が流れました。
毎日のように、テレビやニュースで彼らのことが流れ、
それに一喜一憂させられたり、
リリースやコンサートのたびに
屍累々と成り果てぬ死闘をしたりと、
心身ともに疲れるかと思いきや、
いつしかそれも当たり前になってきている自分が怖い笑


それでもなお、今のわたしに新鮮な
驚きと感動をくれる彼らには、
まだまだ飽きさせられることなく、
ついていくんだろうなぁという自分と、
今どちらかというと活動に重きを置きたい、
若手の応援との、両立が、
なかなかにして難しい限りで、
馬鹿みたいな想い悩みをしている最中です笑。

連休、特に予定無いな・・・
どうせ、アイドルごとも後半に固まってるし、
特に前半暇。


そんな風に思ってて、
そろそろ、このたるんだからだをなんとかせな!
と思っていたので、
少し前から気になっていたプチ断食こと、
ファスティングダイエットにチャレンジしてみようかなと思い、
連休が幕を開けました。


運も味方し、仕事も、大分落ち着いてきており、
20時過ぎに退社できる日などが続いていて、
夜遅くごはんを食べる・・・といった事も
偶然、この週は無くて、本当にばっちりのタイミングで
始められたなぁと。


金曜朝:基本朝は食べないので、寝起きに麦茶一杯と
500mlのミネラルウォーターを携え出勤。


金曜昼:翌日からファスティングを始めることを目論んでいたので、
コンビニの暖かいそばを具無しでいただく。


夕方おやつ:昼が少なくおなかがすいてしまったので、
キノコのポタージュスープ(インスタント)を1袋。


金曜夜:21時過ぎての帰宅だったので、
炭水化物を抜こうと思ったら、天ぷら> <
お肉や魚は食べない方がよいとのことでしたので、
ししゃもの天ぷらはパスして、
ししとう、なす、舞茸と精進揚げをいただきました。
たっぷりの大根おろしとともに♡


土曜朝:
ついにファスティングスタート。
本当は、野菜ジュースなどで代用しようと思っていましたが、
野菜ジュースは、加糖や、飲みやすくするために配合されている
果物類が結局糖分がおおいので、あまり向かないとのことだったので、
会社近くのドラッグストアで慌てて
酵素ドリンクの原液を買いました。
インターネットで見てもあんまり評判が書いてないので、
やばい、眉唾ものかな・・・と少し後悔・・・(笑)

メタボリック イースト×エンザイムダイエットドリンク300ml

メタボリック イースト×エンザイムダイエットドリンク300ml

アマゾンレビューにもあるように
飲みやすさには太鼓判だったので、
お値段も高くないので、そう悪い物ではなさそう???


土曜昼:
普段朝食取らない生活なので、このあたりではまだ全然
よゆーのよっちゃんといったかんじ。
ただ、昼過ぎから読み始めた本が
やっと読み終わったのが夕方だったので、
集中力とかはやっぱり落ちている様子でした。


土曜夕方:
酵素ドリンクを一日3回目安とあったので、
飲む間隔を間違えちゃったなぁ、と16時頃に
おやつ感覚でごくり。
空腹もつらくてつらくてつらいという感じではないけれど、
食べられないことってつまんないな、しくしく、
と言った感じでした。
休日は家にこもって暴飲暴食TV鑑賞といった日々が
たたっているのでしょうね(笑)


土曜夜:
具無しお味噌汁をいただきました。
最近の食卓でお味噌汁がお膳に上がること滅多に無かったんですが、
母とのあうんの呼吸が図れていたのでしょうか!
ずっと味の変わらない酵素ドリンクを飲んでいたので、
しょっぱい味のお味噌汁が衝撃でした。
おいしかった(笑)
この夜は、おなかがすくと言うより食べられないことの
つらさの方がおおきく(それだけ、食べるという行為が、
精神的な支えとなっているんだなぁと自分の体を把握しました)
21時にお布団に。
深夜3時頃に目が覚めます。
何となく、生理痛のような腰の痛みと、
手足に冷えがあるのに、脇下に汗がにじんでいます。
好転反応なる副作用の様なものがあるとはきいていたので、
眠ればなおるだろう、と楽観的に、そのまま二度寝しました。


日曜朝:
目が覚めると腰痛の気配は、影を潜め、
そのかわり、手足が何となく軽くなった印象。
10時くらいまでアイドリング(布団の中で寝起き数回の意)をして、
酵素ドリンクを飲みました。


日曜昼:
ごはん1:お水2のおかゆと、具無しのお味噌汁をいただきました。
お、、、おいしい> <
それをエネルギーに少し街へ買物へ出かけましたが、
帰ってきたらぐったりしてしまい、
酵素ドリンク1杯と、プチトマトを2粒食べました。


体重の変動はありましたが、MAX2kg減
現状ですと、1.8kg減でした。
じつは個々からの回復食に、
このダイエットはかかっているそうです(笑)
暴飲暴食をしては元の木阿弥。
せっかく綺麗な体内状態を作れたので、
維持できるようにしていきたいとおもいます★
また報告します!!!

静止した時間

私が初めて奈良原一高さんのお名前を知ったのは、
都立現代写真美術館に映画を観に行った帰りにのぞいた
ミュージアムショップのポストカードコーナで、
どうしようもなく惹き付けられる
1枚の写真を見つけたのでした。


展示を拝見することができて感じたことは
手のひら大の写真集や、印字紙の質感と、
白い背景を持った額縁の中におさめられた作品は
やはり、どことなく違って見えて。
引き延ばされた写真だと、
遠目、一見無機質そうに見える、
建物の写真も、近づくと、
植物の枝の細部をとらえることができて、
急に生を感じることができた気がする。


そして、白と黒のコントラストが作る
エッジの効いた被写体とその周りの空間の
バランス感が本当に絶妙で。
デザインと写真構図って
全然違うものなのかな、って思った。
だって、デザインは再配置ができるから。
写真の構図は、その瞬間しかないから。


☆★☆


仕事で毎日おこられることばかり。
6月に大きなキャンペーンの納品を終えてから、
確かに抜け殻な毎日。
楽しみにしていた仙台旅行と福岡旅行も終えてしまって
更に抜け殻(笑)


仙台は主に一人で行動していたので、写真が全然ない(汗)
福岡は地元の友だちに車を出していただいて、
糸島をぐるりとドライビングしてきました♪
体力の無い私ですが、夏のイベントも楽しむことができるんだ
という変な自信がわいた楽しい旅行でした。


最近、旅行と、観劇と、芸術鑑賞が
一つのループになって、
インプットの時期が訪れているみたいです。
私にはアウトプットするちからが無いので。
少しでも鑑賞力と感性を磨くくらいしか、
できることが無いので、
そんな消極的な理由だけど、
好きな物をすき!って言えるパワーだけは
いつまでもなくさずにいたいって
そんな風に最近思いながら、生き生きと生きています。












今日のできごと
今日は、スターウォーズの日って知ってました?


【May the force be with you】


とMay the 4thがかかっているそうです。


そんなこんなで、
Twitterでも再三告知していたのですが、
まるごとSTAR WARSというNHKの番組のOA日でした★
主人公の父親がダースベーダーとか、
ヨーダが剣の達人とか、知らないことばっかりで!
一時間、夢中になってみてしまいました。
これを機会に、STAR WARS、観てみたいなって思うんですが、
蔦屋にもなかなか置いてなくて> <


そして午後は、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン2015に
高校の時の同級生がイベントに携わっているとのことで、
おすすめアーティストを教えてもらって行ってきましたー


アントニオ・ザンブージョ
ポルトガルのアーティストで、
優しく穏やかな歌声が印象的。
メランコリック、郷愁といったタイトルが付いていましたが、
何となく、行ったこともない、
ヨーロッパのオシャレな街並を思い浮かべてしまったのは、
自身の少ない、音楽ボキャブラリーの中から、
ポルトガルギターの弦のトレモロ
なんとなく、魔女の宅急便を思い起こさせるせいだと
途中気がつきました(笑)


唐突ですが、我々SPOの中では、
音楽コンサート中に、
居眠りをしてしまうことを非としません。
睡眠は最高のリラックスととらえれば、
その環境を作ったのがその音楽と考えれば、
それも一つの鑑賞のカタチであるから。
と言う訳で、今宵も、ひととき、
うたた寝をしながらの音楽鑑賞となりましたが(笑)


そして、よみうりホールに向かう途中に、
なぜか、ダースベーダーがいたので、
パシャリ!
そして、ひつまぶし、美味しかったです♪

5/2のカラフト伯父さんの観劇から、偶然にも翌日足を運んだ写真展が、
ここより北へというタイトルの青森、北海道、サハリンを
奈良美智さんと石川直樹さんの旅の記録展でした。
誘ってくれた、お友達のお二人、ありがとう!!!


エレベーターを上がると
ニッコウキスゲと馬が印象的な写真がお出迎え。
尻屋崎という、下北半島の最東端の岬で、
かんだちめ(寒立馬)と呼ばれる馬が放牧されてる地とのこと。
日本にこんな地があるんだという、
いきなり猫騙しを食らったような感覚。
私以外の二人は青森旅行を経験したことのある方だったので、
それぞれの青森の印象などの話を聞きながら、
展示を進んでいきました。


一昨年、お友達のお一人とは共に、札幌を旅しているので、
その時の話や、もひとりのお友達は鉄子らしく、
青森の木造駅の土偶の話を聞かせてくれたり、
みんなのおかげでイマジネーションが数倍に!


フロアを3階に進むと、妙におかしな地図に夢中になっちゃいました。
それはなぜか、富山県を中心とし、南北を逆さにした地図。
その地図を見ると、なんとなく今まで
あやふやだった日本と各アジア地域の都市との距離感が見えてきて、
視点を変えることがこんなに刺激があることなんだなーって気付かされた感覚。


4階はいよいよ、サハリンの写真の展示で、
一枚の写真に吸い寄せられた。
本当に何でもない、一本の木と、
水溜りのような池と、
遠くに住居のような、四角い箱の連なりが見えるような。
裏寂しいかんじがするその写真を、
なんとなく、ずっと見ていられるような、
そんな気がした。
実は全然、宮沢賢治についてうとくはあるのですが、
宮沢賢治が妹御の魂を追ってやってきたのはこういう地だったのかな・・・と
そんな事を思ったりして。
(そこらへんの知識を整理するためにも、銀河鉄道の夜から読んでみようと思う)

朝、インターネットをふらふらしていたら、
女優の松永玲子さんのFB記事に遭遇した。

生まれて初めて、
ミュージックステーションを録画して観た。(中略)
うちの主演俳優が笑顔で歌い踊ってた。


とのこと。
先週初日を迎えた舞台の感想を
至る場所で目にして、ぼんやりと、
あー、観てみたいなぁ。と、
迷っていたけれど、
松永さんの記事の中にある、


まるで別人だ。


という表現を読んで、
これは観ておかなきゃって。
決意が生まれて、
チケットも持たないまま、当日券目当てに
ドキドキしながら、東京グローブ座へ。


当時は通い慣れた道だけど、
8年ぶりくらいかな・・・
(多分、黄色い涙を観に行ったのが最後)
自分の覚書も含めて、
当日券購入の流れについて。


開演1時間前に、当日券購入列に並ぶ。

購入枚数を係員に伝え、整理券をもらう。

緑色の30〜40cm程の箱の中から
チケット購入順番を決める、くじを引く。
ちなみに、私は13時開演の公演に、
11時50分ほどに列に並び始め、
24番を引きました。
(余談ですが、列に並んでいる最中は、
いとうせいこうさんの想像ラジオをよんでいました。)

10番毎に、引いた番号順に並び替え、
当日券購入という流れ。


後ほど知りましたが、本日の当日券は
50番前後の人まで購入できた模様。
インターネットで拾った情報によると、
定員の1割ほどの当日券があるとのことでした。


うーん。
FCでチケットとれなかった・・・しょんぼり。
と思っている方もいるかもしれないので、
若干複雑ですが・・・。
(決めうちで、この日しかこられない!っていう方もいるだろうし、
FCでも声高には当日券の購入に付いてはアナウンスされないし。
でもそのおかげで私なんかが当日券の恩恵に預かれたのだけど、
複雑な感情・・・)


余談はさておき、本編について。
ネタばれ、いいよね?(笑)

主人公は、憎み続けてきた父親とその恋人を
かたくなにまで拒み、怒鳴り、
あるいは、無視を決め込むなど、
何はともあれ、1時間50分、シリアスなシーンが続き、
舞台が大きな山場を迎え(父子の邂逅のシーン)、
ラストシーンに出演者の笑顔がのぞいた瞬間、
緊張がほどけて、泣けてきてしまった。


観客席のほとんどは若いお嬢さん方で、
私くらいの年頃の人は少なかったかな・・・
年の功あってか、憎しみや悲しみの気持ちに
感情移入してしまって、
主人公が、どれだけ父親が自分を救ってくれることを切望していたか、
そしてその希望が打ちのめされたとき、
彼を憎むことでしかアイデンティティを保つことができなかった
その切なさ。
阪神淡路大震災を経験した主人公が、
自分の身の上を吐露するシーンでは、涙が止まらなかった。


それから、自分が経験をした事の無い生活を聞くことは
普段の生活においても、興味深い経験だと思うけれど、
父の恋人は元ストリッパーで、そのステージでの経験を
主人公に語るシーンはとても興味深かった。
私も私生活で、知人の元夜の女王様の話を聞いたときに感じた、
自分の身を置く世界の多面性とか、
自分の目に見えている物だけが真実では無いこと、
無意識下に見えるもの見えないものの選別を行うような、
自分は小さな人間なんだな、
って、思うような体験があったからこそ、
あのシーンが響いたのかもしれないけれど。



そもそも、今日の観劇のきっかけになったことが、
主人公を演じる彼の二面性というか、
1人の人間が持つ様々な側面がありながら、
矛盾無く一人の人が成り立ってる、みたいな、
自分内テーマみたいな物が響いての行動だった事と、
松永さんの様な、演劇一本でその道をすすんでいらした方が、
共演者のフィールド違いの活躍を、観てみたい!と想うことって、
舞台での活躍や、彼の人となりを認めてくださっている
ってことだと思うから。


だから、私も私自身のフィールドの事、
がんばんなきゃな!って素直に思えるのでした!
こんな風に観劇という非日常は、
今を生きる自分に帰ってくるんですね。

朝霧に朝一で着いて、
リストバンド引き換え列で仮眠。
気持ちいいまどろみ。
テントやキャンプサイトの準備が終わる頃
ライブはもう始まってて、
それでも、全然足が動かない。
眠たい。眠たい。
お腹が空いてやっと動き出したのは
午後も過ぎて落陽の兆しの頃でしたとさ。


◎Seiho

MCで、お腹冷えちゃった。
って言ってたことしか覚えてないw
そんなタンクトップきてたら、お腹冷えるし!
って突っ込んじゃった。


◎1-800 DINOSAUR DJs : JAMES BLAKE, DAN FOAT, AIRHEAD, Mr Assister
◎SOIL&"PIMP"SESSIONS
結局、JBもソイルもろくにみないでテントへ。
お友達が作ってくれた
塩豚トマトまめ煮込みが美味しくて感動した!


この日食べたフェス飯は、
ぐるぐるウィンナーと、
ゆぐちさんの富士宮焼きそば
焼きそばは大量に作ってるせいか
味が大味…ざんねん。
ムーンシャインの方が美味しかったって
噂を小耳に挟んだ。


この日は、朝からみんな早かったせいか、
夜も早めに引き上げて、早々に就寝。
少し暑いくらいの夜で、
多くのみんなが、よく眠れたと言ってた。


翌朝は9時過ぎから活動開始。
ゆうべのスープの残りや、
我が家の夏の名残のバジルペーストと
シャポードパイユさんのバケット
ホットサンドなどで朝ごはん。


お隣の住民たちの朝ごはんの目玉焼きに
しこたまバジルペーストをかけてあげたら
喜んでもらえてよかった!


テントサイトでラジオ体操を済ませて、
ぼちぼちレインボーへ。
朝ごはんの延長で
ハートランドのプリンちゃんソフトをいただく。
ハートランドのソフトは
口当たりがしゃりしゃりしてて
とてもさっぱりしている。
プリンは濃くておいしかった。


ハンバートハンバート
そのままレインボーに居座ってしまったので、
結局ハンバートハンバートをみた。
ステージをおりての、楽しい演奏が
すごく盛り上がってたけど、
わたしは、この時、
中学の同級生と再開を果たしており、
涙目で喜んでいた頃なので、
ライブの印象があまりない。。。


浅草ジンタ
一緒に行った友達が好きだというのでみに行く。
話に聞いていたように
アップライトベースがぶいぶい言ってるような
昭和ちっくなジャムバンド
リハで笑点のテーマをやってたのが面白かった。


テントでダラダラ過ごそうー
と思って戻ってきたら、
ビール飲んでダメになった人たちが
テントサイトでゴロゴロすごしてて
平和だなーってニコニコした。
クアンティックはみんな見たいと言ってたので、
口々に時間になったら起こしてね
と言っているのだけど、
いざ寝たら、あと五分、あと五分、
と言って起きない友達は、
迫っている台風のせいで、
明朝6時を目標に旅立つことになっていたが、
きっと彼女は、そんな朝も同じように言うんだろうなぁ、
と想像していたら、
実際そうだったと、後から報告を受けて、
大いにわらったものである。


QUANTIC
想像してたよりもずっと生音に近くて、
賑やかな音楽だった。
センターの白いドレスをきた
女性が、スカートを翻しながら踊る姿と
バックの女性が大きく腕を掲げて
リズムを撮ってる姿が目に焼き付いているけど、
肝心な音楽の印象が残ってない。


あー楽しかったー!
とテントサイトに戻ってきたのだけど、
この頃からぐんぐん、気温は下がってゆき、、、
空を見上げると、台風が雲を吸い上げたのか、
夕べは見えなかった星空が広がっている。
朝霧は、空が晴れると放射冷却で非常に冷える。
寝袋にくるまっても寒さで体が震えて眠れない。
しょうがないので、焚き火にあたる
飲兵衛組に交わって暖を取る。
遠赤外線効果すごい!
体ポカポカ!
そのまま、半ばまどろみながら、
朝まで、静かな静かなテントサイトで過ごす時間は
とても贅沢な時間でした。
台風のせいで、大半が昼に引き上げていたせいか、
静けさが身に染み入った。


そうやって朝霧は毎年変わった表情を見せつづけるから、
また帰りたくなるんだよね。