都立写真美術館へ映画をみに。
担当の美容師さんからオススメされて、
こういうの好きそうだからって。
ドキュメンタリー映画好き。


スケッチ・オブ・ミャーク


沖縄県宮古島には、
沖縄民謡とはまた違う流れをくんだ、
特に、村人たちが信仰を行う場、
御嶽(うたき)と呼ばれる場所で
神を讃える歌を
数百、数千余の時代を越え
歌い続けられてきた古謡があった。
神事、または、日々の生活の中で、
口伝で受け継がれているが、
今日、その継承する場や神事が廃れてきているのが現状。


楽家久保田真琴さんが、
一曲の古謡を聞き、
実際に宮古島に足を運び、
その古謡にのめり込んでゆき
この唄をなくしてはならないと、この映画が製作された。


沖縄のオジィ、オバァ、そして子供までが、
生き生きと唄をうたう様をみると
不思議とこちらまで活力をもらえるような気分になる。
喜び、悲しみ、怒りなどの情景を
思い起こさせるからだとおもう。
つらい農仕事、水場の家事、
女性たちが集って唄って、楽しさに反転させていたと聞いて
女性のパワー、計り知れないと
これから新しいことを始めなければいけない自分に
少し勇気が湧いた。