大切なもの入ってたかしら?

かもめ食堂を見に銀座へ!


帰り道は
ほんのり幸せになれた!!!
いい映画だったなー


少し遠回りして
東銀座でコロッケかって
公園でほおばってたら
こぼれたパン粉にハトが寄ってきた
ずうずうしいにも程があるよ
どんだけ人なれしてんの、アイツ!
ほんの足元に落ちてるパン粉もついばみ終わると
チョイチョイチョイって離れてった


むかついたから
豆鉄砲の代わりに
パンパンッ!って、
拍子を見舞ってやったわ


さて、映画の話。
フィンランドの町に看板かまえる"かもめ食堂"に
偶然たどり着いたもたいまさこ女史が
飛行機乗り継ぎの際にトランクをなくしてしまうエピソードで
「それは大変でしたね、大切なものも入ってたでしょうに。」
店主の小林聡美女史の言葉を受けてもたい女史がハタと呟く台詞と
そのエピソード全体の落とし方がどえらく素晴らしくて感動した!!!


かもめ食堂のみんながそれぞれの境遇を抱えながらも
新しい居場所を見つけられたのは
ほんの少しの行動があったから。
それぞれの一歩が、決して突飛だとは思えない
スクリーンの中の出来事がまるで他人事ではなかったから